日本UAS産業振興協議会(JUIDA)と、日本最大手の地図制作会社 ゼンリンなどは、ドローン飛行支援サービスのSoraPassの提供を開始した
ドローンは様々な分野での活用が期待され急速に普及、安全な飛行環境の確保が重要な課題となっている
2015年12月には改正航空法が施行され人口密集地でドローンを飛行させる場合は飛行許可承認申請が必要となった
SoraPassは、ドローンの飛行許可承認申請に必要な手間を軽減するプラットフォームとして開発された
SoraPassのサービスのひとつとしてSoraPassMapの提供をスタート
SoraPassMapは空港周辺や人口密集地域の飛行原則禁止区域などの情報を確認できる
また、保有するドローンの機体情報(製造メーカー名、機体名、飛行時間など)や、操縦者の情報を登録でき、操縦者の履歴情報を一元的に管理することもできる
行政書士による飛行申請書類の作成機能や、飛行申請の代行サービスも有料で提供する
飛行規制区域の閲覧は無料
飛行申請書の作成印刷や行政書士による飛行申請代行サービスについては有料
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ドローン専用飛行支援地図サービスSoraPass
ドローンに特化した日本初の飛行支援地図サービスで、2016/5から正式サービス開始
SoraPassは
空港周辺や人口密集地などの飛行許可申請が必要な空域
石油コンビナートなどの飛行危険空域
を最新の地図情報で表示
ユーザーや機体情報の管理、飛行申請サポート機能なども提供
飛行禁止エリア地図表示機能
空港周辺、人口密集地などの飛行許可申請が必要な空域や飛行が禁止される国の重要施設等の最新情報を地図上に赤色で表示
ドローンを安全に飛ばせるJUIDA飛行試験場を地図上に青色で表示
ドローンを飛ばす際に危険な原子力発電所、石油コンビナート、発電所、自衛隊基地を地図上に黄色で表示
飛行申請サポート機能
改正航空法により規制されているエリアでドローンを飛行させる場合、飛行申請書類が必要となる
本機能を活用することにより、ガイドに従って入力するだけで飛行申請書類を作成することができる
自分で作成せずにプロに依頼し、作成から提出まで一括で依頼する機能が追加された
最低限の項目のみ入力して、飛行申請の負担を減らす
機体情報管理機能
利用者が所有する機体を複数登録管理することができる
機体情報で登録された情報は、飛行申請書類作成時に活用できる
操縦者管理機能
飛行を行う操縦者の情報を複数管理することが可能
操縦者情報は、飛行申請書類作成時に活用できる
2016/5