DJI Phantom(ファントム)

首相官邸屋上にドローンが落下し、セシウムが検出され大きな話題になっている
落下したドローン Phantom(ファントム)を製造するメーカーは中国のベンチャー企業 DJI

DJI(中国名 大疆創新科技)は中国 深圳市に本社がある
中国出身の創業者が2006年に設立したベンチャー企業だが、商用空撮ドローン市場を切り開くパイオニア的存在で、ドローン市場をリードする企業のひとつ
DJIの製品Phantom(ファントム)シリーズは空撮用ドローンとして世界的な人気を誇る

DJIの2014年売上高は5億ドル(約600億円)近くに達したと予想され
近いうちに年間売上高が10億ドル(約1200億円)を突破するとの指摘がされている

ドローン メーカー

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DJI phantom3 DJI ファントム3

DJIは2015/3、Phantom(ファントム)シリーズ最新機種 Phantom 3(ファントム3)の発表会を行った

Phantom 3(ファントム3)は先代機種 Phantom 2(ファントム2)と比べ搭載カメラの性能が大幅に向上、ソニー製の高性能カメラを搭載し、美しく高画質な空撮映像を撮影すことができる

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プロ仕様のPhantom 3 Professional(ファントム3 プロフェッショナル)は4K空撮が可能で価格は17万5000円

標準仕様のPhantom 3 Advanced(ファントム3 アドバンスド)はフルHD空撮が可能で価格は13万9000円

ドローン 価格

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DJIのドローンは他社製ドローンと比べ軽量で操作しやすいと評価されている
Phantom 3(ファントム3)は全地球測位システム(GPS)機能を搭載、GPSによりマップ上でプログラムした経路を飛行させることが可能
また、通信が切れた場合、もとの位置まで自動で帰ってくる自動帰還機能つき
機体が縦横に回転してもカメラの安定を保てる可動式架台も装備している

高機能の割には低価格であると評価が高い

ドローン 比較

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DJIはホビー用ドローンだけでなく、産業用ビジネス用ドローン市場への進出を志向している

産業用ビジネス用ドローン市場は、物流、警備監視、災害対応、農業など、多くのビジネスで利用されるようになると予想され、民生用ドローンの売上高は2021年までに世界全体で50億ドル(約6000億円)に達すると予想されている

グーグル、アマゾンをはじめとする新興企業のほか、ボーイング、ゼネラルエレクトリック(GE)、クアルコム(米半導体大手)といった大企業もドローン開発に多額の投資をしている
日本でもソニーなど大手企業がドローン開発に参入するとの報道も見受けられる

ドローン市場規模

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一方でドローンには問題も山積

一方でドローンには問題も山積、ドローンの急速な普及に法規制、ルール作りが追いついておらず、マナー違反、危険な飛行で落下事故などのトラブル、事件を起こす利用者が少なくない

2015/1にはDJI Phantom(ファントム)が米ホワイトハウス敷地内に墜落する事故が起こっている

2015/4

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【ドローン クアッドコプター空撮動画】 DJI Phantom 3(ファントム3)

Phantom3(ファントム3)は室内でも安定した飛行が可能
Phantom3はGPS電波を受信しにくい室内でも安定した飛行が可能なセンサーを新たに組み込んでいる
室内でも位置を正確に把握して安定した飛行が可能となった

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