NECトーキンは農業用ドローンを使った農業管理システムの開発に乗り出す
大容量の電池を搭載する必要がなく、長期間効率よく運用できる
ドローンには大型の電池を搭載することが難しく、従来機は飛行可能時間が10分以下~20分と短いのが弱点であった
来春にも茨城県内の農地でシステム運用の実証実験を開始し17年に実用化する
農地のほか魚の養殖管理といった用途へも活用を拡大する方針
このドローンによる農業管理システムの価格は未定
TPP環太平洋連携協定が大筋合意したことで、政府は農産物の国際競争力を高めるために農業の効率化IT化を進める方針で、農業用ドローンを使った農薬散布、肥料散布、農地管理システムの実用化が急速に進んでいる
ドローンを農業管理に活用することで農産物の生育状況、病害虫の発生状況を細かく把握し高度な農業管理が可能となる
農薬散布、肥料散布や収穫のタイミングを細かくはかることができ
ピンポイントでの農薬散布、肥料散布が可能でコスト削減、効率化に大きく貢献できると期待されている
2016/5