ドローンで気象観測を行う実証実験がスタート

気象予報会社のウェザーニューズとエアロセンスが協力し、ドローンによる気象観測ネットワークを構築、ゲリラ雷雨など局地予測や災害の発生を監視する試みをスタートさせた

気象観測用ドローンに気象観測センサーを搭載し、ゲリラ豪雨など気象現象の監視、災害発生時の状況を把握する試み

ドローンを使用することにより、素早く低コストで局地的な気象情報を取得することが可能となる

エアロセンス
ソニーモバイルとロボットベンチャーのZMPが共同出資して設立された
産業用ドローンを用いた測量、点検向けサービスなどを全国で展開している

ウェザーニューズ
民間気象情報で世界最大手で航海、鉄道、航空向けの交通気象に強い
個人向け気象情報も展開

2016/4

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エアロセンスはドローンとクラウドを組み合わせた産業用ドローンシステムの開発を手掛けるドローン関連企業

開発中のシステムは、自社製ドローンの飛行エリアや飛行目的をあらかじめ設定
離陸ボタンを押しだけでドローンは設定通りに自律飛行し、自動で帰還する完全自立飛行型のドローンシステム

ソニーのセンシング技術や通信技術を用いることで、高精細な撮影や画像処理、高速無線伝送を可能にしている

エアロセンス製産業用ドローン

マルチコプター型ドローン
GPS(全地球測位システム)を搭載し、高い自律飛行性能を持つ
ソニー製カメラを搭載

垂直離着陸型ドローン(VTOL)
最大飛行速度は時速170km、連続飛行可能時間は2時間、最大積載量10kg

VTOLは、三井化学の金属樹脂一体化技術を採用
強度を確保しながら軽量化を実現している、

2015/8

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